英国NHS、変形性関節症と過食症に対するデジタルヘルス技術(DHTs)を承認
英国では、保健技術評価機関NICEが実施した早期価値評価(EVA)に基づき、変形性股関節・膝関節症および摂食障害である過食症をサポートするデジタルヘルス技術(DHTs)のNHSでの利用が一時的に承認されました。これらのDHTsは、さらなる効果の証拠が集まるまでの3年間、NHSで展開されます。
変形性股関節・膝関節症向けDHTs
変形性股関節・膝関節症を抱える人々向けのEVAでは、以下の8製品が推奨されました。
- GetUBetter
- Good Boost
- Hinge Health
- Arthro TherapeuticsのJoint Academy
- EQLのPhio Engage
- Kineto Tech Rehabのre.flex
- Sword HealthのSword Thrive
- Active Health TechのTrackActive Me
一方、Wellmind Healthの「Pathway Through Arthritis」は、NHSでの使用前にさらなる研究が必要とされています。これらのDHTsは、軽度から中程度の症状を持つ患者に対し、痛みやこわばりの管理、身体活動と生活の質の向上を支援し、対面での診察が困難な患者のNHSへの負担を軽減することを目的としています。NICEによると、「人々は都合の良い時にデジタル技術を利用できる」とし、一部の技術は医療専門家が遠隔で患者の進捗を監視し、症状が最初に現れた際に治療を開始することも可能にすると述べています。
過食症向けDHTs
過食症(過食と排出のサイクルを特徴とする摂食障害)のEVAでは、Five Areasが開発したデジタルセルフヘルププログラム「Overcoming Bulimia Online」が支持されました。NICEは、このプログラムが「専門家による評価や心理的治療への長い待ち時間に直面する可能性のある摂食障害患者にとって、より早期の治療機会を提供できる」と強調しています。臨床試験の証拠は、「Overcoming Bulimia Online」を利用した摂食障害患者が、通常の待機リストケアを受けている患者よりも過食エピソードが少なく、症状がより軽度であることを示しています。
一方で、Credo Therapiesの「Digital CBTe」とstem4の「Worth Warrior」の2製品は、その効果を裏付けるさらなるデータが必要と結論付けられました。
DHTs導入の意義
NICEは、今月初めに喘息患者向けの8つのDHTsを、昨年12月には心臓リハビリテーション向けの7つのDHTsを推奨しています。DHTsへのアクセスは、NHSが現在の10カ年計画で掲げているデジタル変革の目標を達成する上での重要な手段の一つとされています。
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元記事:Digital osteoarthritis, bulimia tools backed for NHS use