米国における歯科教育の好調な傾向が将来の歯科医療従事者のニーズに対応する可能性を示唆する新報告書

米国の歯科教育における有望なトレンド:ADEAレポートが示す10年間の進展

米国の歯科教育における将来の歯科医療従事者ニーズに対応するための取り組みに役立つ、有望なトレンドがAmerican Dental Education Association (ADEA)の新しいレポートによって強調されました。2015年から2025年の間に、以下の顕著な変化が見られました。

志願者数と入学者の増加

  • 志願者数は2015年の13,657人から2025年には16%増の13,657人に増加しました。
  • 初年度新入生数も同期間に5,943人から19%増の7,073人に増加しました。
  • 入学者の学業成績は向上し、平均GPAとDental Admission Test (DAT)のスコアが高くなりました。

競争の激化

  • 応募者の入学率は、2015年の50%から2023年には59%に上昇しましたが、2025年には52%に低下しました。これは入学競争が激化していることを示唆しています。

歯科学校の拡大

  • Commission on Dental Accreditationによって認定された歯科学校の数は、2015年の65校から2025年には9校増え、計74校になりました。
  • American Dental Association Health Policy Instituteのデータによると、2024年の新入生の4分の1は、1997年以降に開校した「新しい」歯科学校に入学しています。

歯科医療従事者不足への対応

これらの歯科教育の拡大は、米国における歯科医療従事者不足と口腔ケアへのアクセス改善という継続的な取り組みの中で行われています。American Dental Association (ADA)は、特に地方や十分なサービスを受けていない地域で、人材不足が診療能力とケアへのアクセスを制限し続けていると指摘しています。ADAは、2030年まで連邦政府の歯科医療従事者助成プログラムの再承認を提案する「Action for Dental Health Act」の再承認を支持しています。

このレポートは「The 2025 Entering Class: Trends and Insights on Predoctoral Oral Health Applicants and First-Time, First-Year Enrollees」と題されています。

元記事:US dental school applicant numbers reach decade high