ラミプリル1.25mgカプセル供給制限10月まで延長

ラミプリル1.25mgカプセル供給制限、10月末まで延長

ラミプリル1.25mgカプセルの供給制限が10月30日まで延長されました。これを受け、薬剤師らは専門的判断に基づき代替製品を提供できるよう許可することを改めて求めています。

深刻な不足プロトコル(SSP)の適用

英国保健社会福祉省(DHSC)は4月にラミプリル1.25mgカプセルに対し「深刻な不足プロトコル(SSP)」を発行し、薬局に処方箋あたり1ヶ月分のみの供給を指示しました。このSSPは5月、そして7月23日にも延長され、英国全土のNHSおよび個人処方箋に適用されています。

ラミプリルは英国で約600万人が服用するアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬であり、国内で最も処方される降圧剤です。その長い半減期から、1日1回の服用で済むため、他の薬剤よりも好まれる傾向にあります。

薬剤師の権限と患者への影響

SSPの規制により、薬剤師は処方期間が長くても1ヶ月分しか供給できず、異なる製品を薬剤師の専門的判断で供給することは許可されていません。代替製品が適切だと判断した場合、薬剤師は患者の同意を得て処方医に連絡するか、患者を処方医に戻す必要があります。

全米薬局協会(NPA)のオリヴィエ・ピカード議長は、この継続的な不足を憂慮し、「数百万人の患者がラミプリルに依存している」と述べました。彼は、患者が代替品を求めてGPに戻る手間を省くため、薬剤師がラミプリルの処方箋に対し適切な代替品を提供できるよう政府に要請しています。

他の形態と広範な医薬品不足

ラミプリル1.25mgおよび2.5mgの錠剤、ならびに経口液剤は引き続き利用可能ですが、DHSCは、カプセルを服用している患者全員がこれらの形態に切り替えた場合、需要増に対応できないと警告しています。

ピカード議長は、ラミプリルが近年薬局や患者が直面している多くの医薬品不足の一つに過ぎないことを指摘。「薬局は日常的に数百万人が頼る医薬品の供給問題に直面しており、一部ではこれまでの最悪の不足だと述べている」と語りました。彼は、世界的なサプライチェーンの脆弱性が国際情勢によって悪化しているとし、新首相に対し、この慢性的な問題に本格的に取り組むためのタスクフォースの設立を求めました。

元記事:Ramipril Supply Limit Extended to October