小児における遠隔医療利用の動向:パンデミック後の継続と影響
概要
本研究は、2019年から2024年にかけて、1000以上の家庭医療およびその他の診療所における1900万件以上の小児の問題ベースの受診を対象とした回顧的横断研究であり、小児の遠隔医療利用の実態を記述しています。
利用状況の推移
- パンデミック前: 2019年には、遠隔医療は問題ベースの受診の1%未満を占めていました。
- パンデミック中のピーク: 2020年4月には、遠隔医療の利用が55%に急増しました。
- 現在の状況: その後利用率は減少しましたが、2024年には6%で安定して利用され続けています。
特定分野での利用
2024年時点では、特定の健康分野において遠隔医療の利用が顕著です。
- 内分泌系の健康: 受診の約5分の1が遠隔医療で行われています。
- 行動健康: 受診の15%が遠隔医療で行われています。
- 呼吸器系の問題: 受診の3%に留まります。
総受診数への影響
- 2019年1月~2023年4月: この期間では、遠隔医療受診の増加は、総受診数に有意な正味の変化をもたらしませんでした。
- 2023年5月~2024年12月: しかし、この期間では、遠隔医療受診が1件増えるごとに、総受診数が約2件増加する関連が見られました。
研究の意義
本研究の結果は、遠隔医療がプライマリケアにおける重要なツールとして継続的に機能していることを示しており、ケアへのアクセスを含む健康アウトカムに対するその影響をさらに調査することの価値を強調しています。
限界
サイト間の診断コーディングが結果に影響を与えた可能性があります。