CDC、COVIDワクチン接種を患者の判断に委ねる方針に転換

CDC、COVIDワクチン接種を患者の判断に委ねる方針に転換

CDC、COVID-19ワクチン接種の推奨を患者と医師の判断に委ねる

米国疾病対策センター(CDC)は、すべての米国人に対するCOVID-19ワクチンのルーチン接種推奨を取りやめ、接種の決定を患者と医師に委ねる方針に転換しました。

変更の背景と経緯

この方針転換は、ロバート・F・ケネディ・ジュニア米国保健長官が任命した新たなワクチン諮問委員会のガイダンスに続くものです。ケネディ長官は今年初めにCDCの長年のワクチン諮問グループを解雇しており、また公にワクチンの安全性に疑問を呈しています。これまでCDCは、生後6ヶ月以上のすべての人に対し、毎年COVIDブースター接種を推奨していました。

暫定CDCディレクターの発言と批判

暫定CDCディレクターのジム・オニールは、この変更を承認するにあたり「インフォームドコンセントが戻ってきた」と述べました。彼は「過去のガイダンスは、医療提供者がワクチン接種のリスクとメリットについて話すことを妨げていた」とコメントしています。しかし、一部の医師は、インフォームドコンセントは常にワクチン接種プロセスの一部であったとして、この発言を批判しています。例えば、米国小児科学会ワクチン政策の共著者であるジェシー・ハッケル医師は、「インフォームドコンセントが戻ってきたという発言は、それがなくなったことを示唆するが、決してなくなったわけではない」と述べています。

主要医療機関の見解と患者への助言

主要な医療機関は、妊婦、子ども、および重篤な疾患のリスクが高い成人に対しては、引き続きCOVID-19ワクチンを推奨しています。これらの機関は、政府の新しい姿勢が、世界中で何十億回も接種され安全性が証明されているワクチンについて、国民に誤解を与える可能性があると主張しています。CDCはまた、特に高齢者に対し、ワクチン接種が自分に適しているかどうかを医師、看護師、または薬剤師に相談するよう促しています。

その他の影響と更新

今回の決定により、政府の「子ども向けワクチンプログラム」は、対象となる家族に引き続き無料のCOVIDワクチンを提供できるようになります。

さらに、CDCは別の更新として、4歳未満の子供が水痘(varicella)ワクチンを、麻疹・おたふく風邪・風疹・水痘混合(MMRV)ワクチンとは別に初回接種として受けるというパネルの推奨も受け入れました。研究により、混合ワクチンは発熱や関連する痙攣のリスクが高いことが示されています。CDCは2009年以降、初回接種時にはこれらのワクチンを別々に接種することを推奨しており、すでに約85%の幼児が水痘ワクチンを単独で受けています。

元記事:CDC Leaves COVID Vaccination Up to Patients