麻疹アウトブレイク、ユタ-アリゾナ州境を超えて拡大、123例報告
ユタ-アリゾナ州境で発生した麻疹アウトブレイクは、近隣地域にまで拡大し、今年国内で2番目に大規模な流行となっています。
発生状況と感染者数
- 少なくとも123人が感染しており、そのほとんどがコロラドシティ(アリゾナ州)とヒルデール(ユタ州)の2つの町に関連しています。
- 最近では、ハリケーンとセントジョージ(ユタ州)の近隣都市でも、病院や緊急治療クリニックでの曝露後に症例が出現。
- アウトブレイクは、最初の中心地であるアイアン郡(ユタ州)の北側にも到達しました。
- 感染者のほとんどはワクチン未接種の学齢期児童です。
- ユタ州では麻疹関連の入院が6件報告されており、そのうち5件がこのアウトブレイク地域に関連しています。
アウトブレイクの原因とワクチン接種率
- 保健当局は、小児のワクチン接種率が低いため、この地域が麻疹に対して脆弱であると長年警告してきました。
- 各郡の麻疹ワクチン接種率は以下の通りです(集団免疫に必要な95%を大幅に下回っています):
- アイアン郡: 82.4%
- ワシントン郡: 79.2%
- モハーベ郡(アリゾナ州): 78.4%
- Southwest Utah Public Health Departmentの広報担当者は、「いつかここに来るのは時間の問題だった」と述べています。
広がる懸念と全国的な傾向
- ザイオン国立公園のような人気の観光地がアウトブレイク地域に含まれており、訪問者への感染拡大が懸念されています。
- このアウトブレイクは、全国的な小児ワクチン接種率の低下を反映しています。
- 米国の77%の郡および管轄区域でワクチン接種率の低下が見られます。
- 2024-2025学年度には、幼稚園児の4.1%(約138,000人)が必須ワクチンを免除されており、前年の3.7%を上回りました。
- ほとんどの免除は、宗教的または個人的信条による非医療的な理由です。
- CDCは、連邦政府の閉鎖にもかかわらず麻疹症例を追跡し続けており、10月21日現在、42州で1,618件の感染が報告されています。
元記事:Measles Outbreak Spreads Beyond Utah-Arizona Border, 123 Cases Reported
