ボツリヌス症集団発生を受け、ByHeart乳児用粉ミルクがリコール、調査継続

ボツリヌス症集団発生を受け、ByHeart乳児用粉ミルクがリコール、調査継続

ByHeart乳児用調製粉乳がリコール、乳児ボツリヌス症の集団発生を受け

連邦保健当局は、多州にわたる乳児ボツリヌス症の集団発生を受け、ByHeart Whole Nutrition Infant Formulaのリコールを発表しました。この発生では、10州で13人の乳児が入院しましたが、死亡例は報告されていません。

リコール対象製品

リコールは、以下のロット番号で「使用期限」が2025年12月1日の粉ミルクが対象です。

  • 206VABP/251261P2
  • 206VABP/251131P2
  • 保護者は、手持ちの容器のロット番号を確認してください。

乳児ボツリヌス症について

乳児ボツリヌス症は、ボツリヌス菌が産生する毒素によって引き起こされる稀ですが重篤な疾患です。

  • 症状: 便秘、哺乳不良、嚥下困難、表情の減少、首の座りの喪失などが挙げられます。
  • 医療受診: これらの症状に気づいた場合、直ちに医療機関を受診する必要があります。症状の発現には曝露から数週間かかることがあります。
  • 治療: FDA承認薬であるBabyBIGが利用可能です。

推奨される対応

CDCは、リコール対象の調製粉乳に接触した可能性のあるすべての表面や器具を、熱い石鹸水または食器洗い機で洗浄するよう推奨しています。

企業の対応と調査

ニューヨーク市に拠点を置くByHeart社は、自社製品を市場から自主的に回収しました。同社は11月7日に、8月以降に全国で推定83例の乳児ボツリヌス症が報告され、FDAが13人の乳児がByHeartの調製粉乳を摂取していたと指摘したと発表しました。

ByHeart社は、FDAが調製粉乳とこれらの症例との直接的な関連性を特定しておらず、乳児用調製粉乳が乳児ボツリヌス症を引き起こした前例はないと述べています。しかし、「市場から潜在的なリスクを排除し、乳児の最高レベルの安全性を確保するため」予防措置として回収を実施しました。

保健当局は現在、汚染の正確な原因を特定するため、残りの調製粉乳サンプルを検査しています。

元記事:ByHeart Infant Formula Recalled Amid Botulism Outbreak, Investigation Continues