Sarepta Therapeutics、新CEOにMichael Severino氏を任命 – 前CEOは家族のDM1診断を受け早期退任

Sarepta Therapeutics、Michael Severinoを新CEOに任命

Sarepta Therapeuticsは、長年CEOを務めたDoug Ingramが退任し、後任としてMichael Severinoを任命したことを発表しました。Severinoは本日CEOに就任し、Ingramは年末まで顧問として会社に留まります。

Doug Ingramの退任理由と功績

Ingramの退任は個人的な事情によるもので、彼の家族2名がSareptaの治療標的の一つである筋強直性ジストロフィー1型(DM1)と診断されたことが明らかになりました。彼はこの状況を「衝撃的で皮肉な運命のひねり」と表現しています。

Ingramは2017年からSareptaを率い、2024年にはArrowhead Therapeuticsとの間で、DM1および他の3疾患に対するsiRNAベースの治療候補を開発するための主要な提携を監督しました。彼のリーダーシップの下、Sareptaは「素晴らしいチーム、人生を変える治療法のポートフォリオ、並外れた可能性を秘めたパイプライン、そして科学を独立して大規模に進めるための財源」を築きました。

新CEO Michael Severinoの経歴と直面する課題

新CEOのMichael Severinoは、AbbVie、Amgen、Tesseraで要職を歴任した経験豊富な人物です。彼はTesseraで4年間CEOを務め、AbbVieでは研究開発担当社長兼最高科学責任者、Amgenではグローバル開発責任者兼最高医療責任者を務めていました。

しかし、SeverinoがSareptaに加わるのは、昨年Duchenne型筋ジストロフィー(DMD)遺伝子治療薬Elevidys(delandistrogene moxeparvovec)に関連する肝毒性報告や患者死亡、さらに2つのエクソンスキッピングDMD治療薬(Vyondys 53とAmondys 45)の承認試験失敗など、困難な時期であったことも事実です。

Severinoは、Sareptaの「承認済み製品を裏付ける長期データ、およびsiRNAパイプラインプログラムからの前臨床・臨床データ、そしてクラス最高の治療薬となる可能性」に大いに期待を寄せています。

元記事:Severino takes the helm at Sarepta after turbulent spell