Protego Biopharma、ALアミロイドーシス治療薬の主要治験開始へ1.3億ドルを調達
Protego Biopharmaは、アミロイド軽鎖(AL)アミロイドーシス治療薬候補の主要治験を開始するため、シリーズBで1億3,000万ドルの資金調達を完了しました。ALアミロイドーシスは、心臓や腎臓などの臓器に異常なアミロイドタンパク質が蓄積する不治の難病です。
PROT-001:初の疾患修飾療法の可能性
Protegoの主要薬候補であるPROT-001は、免疫グロブリン軽鎖を安定化させ、アミロイドの蓄積を防ぐことで、初の疾患修飾療法となる可能性を秘めています。これは、症状に対処する現在の治療法からの大きな進歩となるでしょう。
長らく、ALアミロイドーシスの治療は積極的な化学療法や幹細胞移植に限られていましたが、2021年にジョンソン・エンド・ジョンソンのDarzalex Fasproが初の特異的承認薬となりました。しかし、その後、AstraZenecaやProthenaによる新療法開発の試みは困難に直面しています。
ALアミロイドーシスは、米国だけでも年間推定4,500人が発症し、米国と欧州で30,000〜45,000人、世界中で74,000人が罹患していると推定されています。
今回の資金調達は、2021年の5,100万ドルのシリーズAに続くもので、Novartis Venture FundとForbionが主導し、Omega Fundsなどの新規投資家が参加しました。
その他の資金調達ニュース
Triana Biomedicines: ALK陽性非小細胞肺がん治療薬TRI-611の臨床試験開始に向け、シリーズBを完了しました。同社はPfizerと15億ドルの提携も結んでいます。
Excelsior Sciences: AI創薬専門企業が9,500万ドル(シリーズA 7,000万ドル、助成金2,500万ドル)を調達しました。自動化された閉ループ化学アプローチで低分子治療薬の発見・製造を目指します。
- SciNeuro Pharmaceuticals: 神経変性疾患(パーキンソン病など)の新療法開発のため、5,300万ドルを調達しました。Michael J Fox FoundationからL RRK2標的アンチセンス候補SNP614のヒト治験に向けた500万ドルの資金も受領しています。
元記事:Protego's $130m for amyloidosis drug, and other financings