キエシ、新CEOにデイビッド・コウガジアン氏を任命

Chiesi、新CEOにDavid Khougazian氏を任命し成長戦略を加速

イタリアの製薬グループChiesiは、今年初めに前任のGiuseppe Accogli氏がArchimed社に移籍したことを受け、David Khougazian氏を新たな常任最高経営責任者(CEO)に任命しました。Khougazian氏は、現在投資グループFlagship Pioneeringに在籍しており、10月15日付でChiesiのCEOに就任します。それまでは最高財務責任者(CFO)のJean-Marc Bellemin氏が暫定CEO兼CFOを務めていました。

新CEOの経歴と役割

Khougazian氏は、25年以上のグローバルヘルスケアおよびライフサイエンス分野でのリーダーシップ経験を持ち、直近ではFlagship Pioneeringでグローバルエンゲージメントの責任者を務めていました。彼の主な任務は、Chiesiの収益成長の推進、研究開発(R&D)の拡大、国際舞台でのプレゼンス強化という現在の戦略を主導することです。Chiesiグループの会長であるMaria Paola Chiesi氏は、Khougazian氏が「グローバルヘルスケアのリーダーシップ、運営経験、バイオテクノロジー革新の最もダイナミックな分野への露出というユニークな組み合わせ」をもたらすと述べています。

Chiesiの現状と今後の目標

Chiesiは近年、安定した収益成長を遂げており、2025年の36億ユーロから年間売上高を60億ユーロ以上にすることを目指しています。今年上半期の売上高は18.9億ユーロで、2025年同期比で3.6%増加しました。

主要なM&AとR&D投資

  • 最近、KalVista Pharmaceuticalsおよび希少疾患の遺伝性血管性浮腫(HAE)の急性増悪治療薬Ekterly(sebetralstat)を19億ドルで買収しました。EkterlyはFDAが承認した初の経口オンデマンド治療薬であり、アナリストは最終的に5億ドル以上の製品になる可能性があると見ています。
  • Chiesiは、収益の22%以上をR&Dに投資し、呼吸器疾患、専門治療、希少疾患のパイプラインを構築しています。また、米国での事業拡大も進めています。

Khougazian氏は、Chiesiを「強力な価値観、科学的卓越性、起業家精神、患者へのコミットメント」で広く認識されていると評価し、グループのイノベーション能力をさらに強化し、パイプラインとパートナーシップを進め、患者、医療システム、社会に永続的な価値を創造していくことに意欲を示しています。

元記事:Chiesi fills permanent CEO role with Flagship's Khougazian