低用量リュープロライド製剤、進行性前立腺がんに対するFDA承認を取得

FDA、進行性前立腺がん治療薬Camcevi ETM 21 mgを承認

FDAは、21 mgのリュープロレリン酢酸メシル酸塩(Camcevi ETM, Foresee Pharmaceuticals)を、進行性前立腺がんの治療薬として承認しました。これは、3ヶ月に一度投与する、すぐに使える持続性注射エマルジョンです。なお、42 mgの6ヶ月製剤は、同じ適応症で2021年に既に承認されています。

承認の根拠となった臨床試験

今回の21 mg 3ヶ月製剤の承認は、国際多施設共同第3相臨床試験FP01C-17-001における安全性と有効性のデータに基づいています。

  • 試験参加者: 進行性前立腺がん患者144人
  • 主要有効性評価項目: 治療4週目から24週目まで血清テストステロン値を50 ng/dl未満に抑制する「医学的去勢」の達成と維持
  • 結果: 参加者の97.9%が主要評価項目を達成しました。

試験参加者の詳細:

  • 中央値年齢: 70歳
  • スクリーニング時の血清テストステロン値: 150 ng/dl超
  • 東部臨床腫瘍グループパフォーマンスステータス(ECOG PS): 2以下

投与方法と効果

治療薬は、0日目と12週目に21 mgを皮下注射で投与されました。

  • 28日目には、患者の70.8%でテストステロン値が20 ng/dl未満に抑制されました。

有害事象

21 mg用量を投与された患者の少なくとも5%に発生した有害事象は以下の通りです。

  • トリグリセリド増加
  • アラニンアミノトランスフェラーゼ増加
  • ほてり
  • 高血圧
  • ヘモグロビン減少
  • ナトリウム増加
  • アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加
  • 注射部位反応
  • 体重増加
  • カリウム増加
  • 好中球減少
  • 白血球減少

販売元

42 mg製剤と同様に、Camcevi ETMはAccord BioPharma(Intas Pharmaceuticalsの米国専門部門)によって独占的に販売されます。

元記事:Lower-Dose Leuprolide Agent Earns FDA Nod for Advanced PC