ほとんどの未就学児は、1日の十分な運動量を摂取できていないことが調査で判明

ほとんどの未就学児、WHO推奨の運動量を満たせず

2025年11月25日 — 新しい英国の研究によると、2歳から4歳までのほとんどの未就学児が、保育園や幼稚園に通っていても、毎日の運動量が十分ではないことが判明しました。

研究概要と主要な発見

研究者たちは、イングランドとスコットランドの419人の未就学児の活動レベルを、特殊な活動量計(加速度計)を用いて追跡しました。これにより、子どもたちが登園日と自宅で過ごす日の両方でどれだけ活動しているかが記録されました。

WHO推奨達成率の低さ:

世界保健機関(WHO)が推奨する1日180分の身体活動を達成した子どもは、4人に1人未満(約23%)でした。

さらに、1日少なくとも60分の中強度から高強度の活動目標を達成した子どもは、わずか2.4%でした。

施設での活動増:

子どもたちは、保育園や幼稚園に通う日の方が、自宅で過ごす日よりも1日あたり約15分多く活動していました。

しかし、全体として、ほとんどの子どもは学校でも自宅でも十分な活動量に達していませんでした。

活動レベルの差:

男児は女児よりも活動目標を達成する傾向が高く、8%多くの男児がガイドラインを満たしていました

年長の未就学児は、年少の未就学児よりも活動的でした。

保育園や幼稚園外では、裕福な家庭の子どもがそうでない家庭の子どもよりも活動的でした。しかし、これらの施設内では、活動レベルの格差はほとんど解消され、これらの環境が身体活動における格差を減らすのに役立つことが示されました。

専門家のコメント

ブリストル大学の研究員であり、本研究の主著者であるキン・ハナム氏は、この結果が「未就学児の身体活動における重要なギャップを浮き彫りにしている」と述べました。また、「早期教育施設はより活動的な環境を提供するものの、ほとんどの子どもは健康な成長と発達に必要な運動レベルにまだ達していない」とし、政策立案者、教育者、家族間の「協調的な戦略の必要性」を強調しました。

ブリストル大学のルース・キッピング教授は、幼児期の低活動が「子どもの健全な発達に影響を与え、後の人生で様々な慢性疾患のリスクを高める可能性がある」と警告しました。さらに、「早期教育施設は身体活動の促進と不平等の是正に重要な役割を果たす」が、「活動ガイドラインを満たす子どもの割合が低いことは、早期の健全な発達を支援するための継続的な投資と研究の必要性」を示していると付け加えました。

研究の資金提供と発表

この研究はブリストル大学が主導し、バーミンガム大学、グラスゴー大学、カーディフ大学の研究者と協力して行われ、国立健康医療研究機構(NIHR)の資金提供を受けました。研究は11月24日にJournal of Physical Activity and Healthに掲載されました。

元記事:Most Preschoolers Aren’t Getting Enough Daily Exercise, Study Finds