FDAのベテラン、リチャード・パズダー氏が退職を申請 – CDERトップ就任直後

FDAの重要人物リチャード・パズダー氏、CDER長就任直後に引退表明

長年FDAに勤務してきたリチャード・パズダー氏が、医薬品評価研究センター(CDER)のリーダーに任命された直後、引退の書類を提出しました。このパズダー氏の退任は、前任者ジョージ・ティドマーシュ氏が個人的な行動への懸念からわずか数週間で辞任した後、CDERのトップにさらなる空白を生じさせることになります。

パズダー氏の経歴と最近の論争

パズダー氏は25年以上にわたり規制当局に在籍し、以前はFDAのオンコロジー・センター・オブ・エクセレンス(OCE)の責任者を務めていました。報道によると、パズダー氏は昨日、FDAのリーダーたちに引退の意向を伝え、FDAも彼の退任を確認しました。

彼は、FDA長官マーティ・マカリー氏が推進している「国家的に重要な医薬品の超高速審査枠組み」に疑問を呈し、ワシントン・ポスト紙によれば、長官の国家優先バウチャー(CNPV)プログラムが違法である可能性があると示唆するなど、新しい役割で早速波紋を呼んでいました。

退任の影響とFDAの科学的整合性への懸念

パズダー氏の退任のニュースは、バイオテクノロジー株に大きな影響を与えました。これは、HHS長官ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏の下でのFDAの科学的整合性への懸念が、生物製剤評価研究センター(CBER)が規制するワクチン分野で再び問われる中で起こりました。

著名なバイオテクノロジー関係者である元Alnylamの最高経営責任者ジョン・マラガノーレ氏は、パズダー氏の退任を「本当に悪いニュース」と述べ、彼が「安全で効果的ながん薬を患者に届けるための国家の宝であった」と付け加えました。

過去の功績とCDER就任の背景

パズダー氏は、新規がん薬の審査を迅速化するための合理化されたプロセスの導入で評価され、患者がより早く薬にアクセスできるようにしました。また、国際的な規制機関によって新薬が同時に提出・審査されるプロジェクト・オービスの開発と立ち上げにも貢献しました。

FDAに焦点を当てたニュースレター「The Pink Sheet」は、パズダー氏が当初CDERの職を断っていたが、ケネディ氏がセンターが政治的圧力にさらされないことを保証した後でのみ、その役割を引き受けることに同意したと報じていました。

元記事:Pazdur to leave FDA, shortly after taking CDER job