ノボノルディスク、筆頭株主からの圧力で取締役会メンバーが交代へ

ノボノルディスク、筆頭株主からの圧力で取締役会メンバーが交代へ

Novo Nordisk、主要株主の圧力で会長と複数の独立取締役が辞任へ

Novo Nordiskの会長Helge Lundと複数の独立取締役が、来月辞任する意向を示しました。これは、主要株主であるNovo Nordisk Foundationからの批判と、同社の改革加速を求める圧力によるものです。

辞任の背景と経緯

Novo Nordiskは近年、GLP-1薬で糖尿病および肥満治療薬市場において目覚ましい成長を遂げましたが、近年はEli Lillyなどの競合他社やグレーマーケットの台頭により、市場でのリーダーシップ維持に苦戦しています。

Foundationは、同社のターンアラウンド計画の進捗に不満を抱いており、昨年8月には前最高経営責任者(CEO)のLars Fruergaard JørgensenをMike Doustdarに交代させるなど、すでに経営陣への圧力をかけていました。Lundは、Foundationとの間で取締役会の将来的な構成について共通理解が得られなかったと述べ、「会社の最善の利益」のために新取締役を選出する臨時株主総会を招集すると発表しました。

新体制と株価への影響

Lundを含む独立取締役のLaurence Debroux、Andreas Fibig、Sylvie Grégoire、Christina Law、Martin Mackayは、11月14日に予定されている臨時株主総会での再選には立候補しない意向です。Foundationは、元CEOのLars Rebien Sørensenを一時的な会長として提案するほか、Cees de Jong、Britt Meelby Jensen、Mikael Dolsten、Stephan Engelsを含む5人の新メンバーを提案する予定です。

新CEOのDoustdarは既に数千人規模の雇用削減を含む事業再編を進めていますが、Foundationはさらなる変化と将来戦略へのより深い関与を求めていると報じられています。Sørensenは、FoundationがDoustdarの変革計画を「完全に支持」しつつも、「新しい能力と視点を取り入れる時期」であると考えていると述べました。

Novo Nordiskの株価は今年に入ってから既に40%以上下落しており、今回の発表後も約1.6%下落し、軟調な動きを見せています。

元記事:Novo Nordisk's chairman quits amid Foundation row