HHS長官ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏への辞任要求が激化、公衆衛生・医療団体らが批判
保健福祉省(HHS)長官であるロバート・F・ケネディ・ジュニア氏に対し、辞任を求める声が強まっています。20以上の公衆衛生・医療団体が共同声明を発表し、彼の行動が「アメリカ人の命を危険に晒している」と警告しました。
共同声明と連邦職員からの要求
共同声明の署名団体: 米国感染症学会、米国公衆衛生協会、米国アレルギー・喘息・免疫学会などが含まれます。
声明の目的: HHSおよびその全機関の「誠実さ、信頼性、科学主導の使命を回復する」ために、ケネディ氏の辞任が必要であると主張しています。
連邦職員からの公開書簡: 1,000人以上の連邦職員からも辞任を要求する公開書簡(PDF)が送られました。これは、ケネディ氏が以前、約750人の職員からの「不正確な健康情報の拡散をやめ、CDCの科学的誠実さを確認し、HHS職員の安全を保証する」よう求める書簡を無視した後に提出されたものです。
ケネディ氏への主な批判内容
医療、健康、患者擁護団体は、ケネディ氏の最近の行動に対し、以下のような厳しい批判を展開しています。
科学的根拠に基づくワクチン推奨能力の「壊滅」。
食品安全、診断検査、感染症追跡、慢性疾患予防に関する取り組みの弱体化。
HIV流行対策における進捗の後退。
「アメリカ国民が、健全な介入から背を向ける政策の結果、不必要に苦しみ死ぬことになると深く懸念している」と述べられています。
また、職員の嘆願書では、以下の点が非難されています。
上院承認済みのCDC所長であるスーザン・モナレス博士の解雇を容易にしたこと。
「科学的専門家を装い、事前に決められた結論に合うようにデータを操作する政治的イデオローグ」を任命したこと。
ワクチンで予防可能な病気に関して、CDCの専門家からの説明を受けることを拒否していること。
職員らは「HHSの政策は、党派的な政治ではなく、強力な証拠に基づく原則に基づいているべきだ」と強調しています。
ケネディ氏の反論
今回のケネディ氏への批判は、9人の元CDC所長がHHSで起こっている事態に警鐘を鳴らし、議会に権限行使を求めた後に再燃しました。
ソーシャルメディアの投稿で、ケネディ氏は辞任要求には直接触れませんでしたが、「官僚主義、政治化された科学、ミッションクリープがCDCの使命を腐食させ、国民の信頼を破壊した」との主張を繰り返しました。
自身の使命については、「CDCの感染症への集中を回復させ、イノベーションを推進し、透明性と能力を通じて信頼を再構築すること」であると述べています。
元記事:Medical groups, federal staffers call for RFK Jr to resign