オゼンピックの3倍量、減量に効果的かつ安全 – 新たな臨床試験結果

オゼンピックの3倍用量、体重減少に高い効果と安全性を示す

新しい臨床試験の結果、週1回のオゼンピック(セマグルチド)7.2 mg投与が、肥満者の過剰な体重減少において、既存の承認済み用量である2.4 mgよりも効果的であることが示されました。この高用量は、有意な副作用を伴わずに体重減少を促進します。

試験内容と主要な結果

2025年9月14日にThe Lancet Diabetes & Endocrinologyで報告されたこの研究は、肥満者と、肥満および2型糖尿病患者を対象とした2つの臨床試験で実施されました。参加者は72週間にわたり、プラセボ、2.4 mg、または7.2 mgのセマグルチド注射のいずれかをランダムに割り当てられました。

糖尿病のない成人肥満者:

7.2 mgのセマグルチド投与群では、平均で約19%の体重減少が見られました。

2.4 mg投与群では16%、プラセボ群では4%の体重減少でした。

高用量群では、約半数が体重の20%以上を減少し、3分の1が少なくとも25%の減少を達成しました。

2型糖尿病を併発する成人肥満者:

高用量群で13%の体重減少が見られ、低用量群の10%およびプラセボ群の4%を上回りました。

その他の健康効果と安全性

高用量群の参加者は、体重減少だけでなく、ウエストラインの縮小、血圧、血糖値、コレステロールの改善も達成しました。

両試験において、7.2 mgのセマグルチドは安全で、概ね良好な忍容性を示しました。最も一般的な副作用は吐き気や下痢などの消化器系の症状でしたが、これらは管理可能であり、時間とともに解消されることが確認されました。高用量による重篤な有害事象や重度の低血糖の増加は見られませんでした。

結論と今後の展望

研究者らは、この試験で観察されたより大きな体重減少と心血管リスク因子および血糖コントロールの改善が、臨床現場での健康目標達成に有益な効果をもたらす可能性があると結論付けています。ただし、セマグルチドの3倍用量を定期的に服用した場合の長期的な利益とリスクについては、さらなる研究が必要であると指摘されています。

なお、これらの臨床試験はセマグルチドの製造元であるノボノルディスクが資金提供しました。

元記事:Triple Dose Of Ozempic Safe, More Effective For Weight Loss