新しい経口GLP-1薬Orforglipron、臨床試験で大幅な体重減少と血糖値改善を示す
Eli Lilly社は、開発中の新しい1日1回経口薬Orforglipronが、後期臨床試験において著しい体重減少と血糖値の低下を示したと発表しました。同社は今年後半に世界的な規制当局の承認を申請する計画です。
臨床試験結果の概要
この研究には、過体重、肥満、および2型糖尿病の患者が参加しました。
- 体重減少: 最高の36mg用量を服用した参加者は、72週間後に平均で22.9ポンド(約10.5%)の体重減少を達成しました。これは、以前に発表された27.3ポンド(12.4%)よりは低いものの、依然として顕著な結果です。
- 血糖値改善: この経口薬は、血糖コントロールの指標であるA1Cレベルを平均で1.8%低下させました。
Orforglipronの特長と利点
Orforglipronは、現在唯一利用可能なセマグルチド経口薬であるRybelsusとは異なり、厳格な絶食や水分摂取の制限が不要です。また、注射薬を困難または不快に感じる人々にとって、注射に代わる選択肢を提供します。
副作用と今後の展望
Eli Lilly社によると、副作用は主に軽度から中等度であり、胃の不調が最も一般的でした。承認されれば、Orforglipronは肥満または2型糖尿病を抱える数百万の人々に新たな治療選択肢をもたらす可能性があります。同社はまた、この薬が高血圧や睡眠時無呼吸症候群など、他の症状にも効果があるかを試験中です。
需要に対応するため、Eli Lilly社は数ヶ月前からOrforglipronの大量生産を行っています。
元記事:New GLP-1 Pill, Orforglipron, Helps People Lose 23 Pounds in Study
